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素根　5月世界選手権へ「必ず勝てるように最善の準備を」

2023年01月13日 04:34

柔道

素根　5月世界選手権へ「必ず勝てるように最善の準備を」
強化合宿で調整する女子78超級の素根（代表撮影） Photo By 代表撮影
　柔道の世界選手権（5月、ドーハ）女子日本代表が12日、東京都内で強化合宿を公開し、78キロ超級で東京五輪金メダルの素根輝（パーク24）も参加。パリ五輪前年となる今年のテーマに「必ず勝つ」を掲げ、「5月は凄く大事な試合。必ず勝てるように最善の準備をして臨む」と意気込んだ。
　昨年12月のマスターズ大会では19年2月以来の敗戦を喫し、公式戦連勝が42でストップ。中2週の実戦で「気持ちが入らず、いつもの自分ではなかった」といい、外国勢から徹底マークを受けていることも痛感した。

　幸い、昨年3月に手術を受けた左膝の状態は万全。年末年始は福岡に帰省せず、「ほとんどベッドにいた」と“寝正月”を過ごした五輪女王は、「（研究の）上を行けるようにもっと突き詰めたい」と気を引き締めた。

　≪増地監督決意「着実に前進」≫増地克之監督は今年の目標に「一歩一歩着実に」と書いた。昨年はコロナによる練習中断の影響もあり、ケガ人が続出。世界選手権でも金メダル3つにとどまっただけに、「今年はうさぎ年だがピョーンと跳ねるのではなく、着実に前進したい」と話した。今回の合宿は52キロ級の阿部詩（日体大）ら一部選手は不参加だが、「自己管理できる選手ばかり。考えを尊重して、この形になった」と説明した。

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