デュラント不在のネッツがセルティクスに11点差で敗れる 渡辺は3Pを1本成功して5得点

2023年01月13日 12:02

バスケット

デュラント不在のネッツがセルティクスに11点差で敗れる 渡辺は3Pを1本成功して5得点
セルティクスのG・ウィリアムスをマークするネッツの渡辺(AP) Photo By AP
 東地区全体2位のネッツは12日、地元ブルックリン(ニューヨーク州で1位のセルティクスと対戦したが98―109(前半57―60)で敗れて27勝14敗。ホームでの連勝は5で止まり、このカードは今季2戦2敗で、31勝12敗となったセルティクスとは3ゲーム差になった。
 ネッツでは今季リーグ6位の29・7得点を挙げていたケビン・デュラント(34)が8日のヒート戦で右膝を痛めて少なくとも2週間ほど戦列を離脱。この日はカイリー・アービング(30)が24得点、ベンチから出たT・J・ウォーレン(29)が20得点をマークし、第3Q終了時点では2点差にくらいついていたが、第4Qでは16―25とリズムをつかめずに点差を広げられた。

 先発したベン・シモンズ(26)は13アシスト、9リバウンド、2スティール、1ブロックショットを稼いだものの、26分の出場で無得点。5反則を犯したためにプレータイムは増えなかった。チームの3点シュートは34本中13本を成功(成功率は38・2%)。しかしチーム・リバウンド本数では32―48と下回って流れをつかめなかった。
 
 渡辺雄太(28)は第1Qの6分20秒、ベンチ・プレーヤーの1番手としてコートに登場。左のコーナーから放った最初の3点シュートはエアボールとなったが、このクオーターの残り44秒、速攻からシモンズのパスを受けて左手でレイアップを沈めてこの試合の初得点を記録した。

 第3Qの6分16秒には右サイドから3点シュートを成功。21分の出場でフィールドゴール(FG)を5本中2本(うち3点シュートは3本中1本)を成功させて5得点を記録したが勝利にはつながらなかった。

 渡辺は今季3点シュートを77本中40本を決めて成功率は51・9%。依然として規定本数(チームの試合数=41)には1本不足したままだが、3点シュートの成功率部門で1位となっているナゲッツのケンタビアス・コールドウェルポープ(29)の48・0%を現時点では上回っている。

 セルティクスは今季27・2得点をマークしていたジェイレン・ブラウン(26)が脚の故障、センターのアル・ホーフォード(36)が休養で欠場したものの5連勝を飾って31勝12敗。13試合連続で25得点以上を記録していたジェイソン・テータム(24)は20得点と11リバウンド、昨季の最優秀ディフェンス賞に輝いたマーカス・スマート(28)は16得点、6リバウンド、10アシスト、2スティールをマークして勝利に貢献している。

 ネッツはホームでは今季13勝6敗。15日には同じブルックリンでサンダーと顔を合わせる。

 <渡辺の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場5分40秒=2得点)
(1)10分46秒・左コーナー付近から3点シュート=×
(2)11分16秒・速攻から左手でレイアップ=○(アシスト・シモンズ)
 ▼第2Q(出場6分58秒=無得点)
(3)8分15秒・正面からドライブしてランニング・ステップのフローター。ウィリアムス3世にブロックされる=×
 ▼第3Q(出場6分14秒=3得点)
(4)6分16秒・右サイドから3点シュート=○(アシスト・オニール)
(5)7分21秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第4Q(出場2分16秒=シュート機会なし)

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