幕下15枚目格付け出し・落合が5連勝「慣れてきた」緊張なくなり圧勝 所要1場所新十両に現実味

2023年01月16日 15:16

相撲

幕下15枚目格付け出し・落合が5連勝「慣れてきた」緊張なくなり圧勝 所要1場所新十両に現実味
<大相撲初場所9日目>勝ち名乗りを受ける落合(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所9日目 ( 2023年1月16日    東京・両国国技館 )】 昨年の実業団横綱で幕下15枚目格付け出しの落合(19=宮城野部屋)が、時疾風(26=時津風部屋)を破ってデビュー以来無敗の5連勝とした。
 相四つの両者が立ち合いすぐに左四つに組み合うと、時疾風の右上手投げに乗じて一気に前に出て寄り切った。速攻2秒6の快勝にも「立ち合い腰が高かったですし修正するところしかない」と反省の言葉が出てきた。

 時疾風が浅い右上手からの投げを得意としていることは織り込み済み。「投げに対応できるように下半身をしっかり動かそうという意識でした」。相手が投げにきた瞬間を逃さず「足がしっかりついていった」と差した方へ一気に走った。

 勝ち越しが懸かった4番相撲は昼寝ができないほど緊張していたというが「この大相撲という場所にもだんだん慣れてきた」という。デビュー場所全勝まであと2つ。「次の一番にできることをしっかり準備して戦いたい」と気を引き締めた。ここまで見せてきた圧倒的な強さに加え、デビュー場所の緊張もなくなればさらに万全になる。残り2番は番付下位の力士との対戦が予想されるため、史上初の所要1場所新十両が現実味を帯びてきた。

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