ネッツが先発平均21・6歳のサンダーに苦杯 渡辺は3P2本を失敗 成功率50・6%は陰の1位

2023年01月16日 10:40

バスケット

ネッツが先発平均21・6歳のサンダーに苦杯 渡辺は3P2本を失敗 成功率50・6%は陰の1位
サンダーの2選手に囲まれながらパスを繰り出すネッツの渡辺(AP) Photo By AP
 東地区全体2位のネッツは15日、地元ブルックリン(ニューヨーク州で西地区全体12位のサンダーと対戦。102―112(前半50―48)で敗れて27勝15敗となり、試合のなかった首位セルティクス(32勝12敗)とのゲーム差は「4」に広がった。
 ネッツでは今季リーグ6位の29・7得点を挙げていたケビン・デュラント(34)が8日のヒート戦で右膝を痛めて戦列を離脱。この日はベン・シモンズ(26)も腰痛で欠場し、主力の先発2人を欠いての試合となったものの、第3Q終盤では10点をリード。しかし勝負どころの第4Qは22―37で、先発平均年齢が21・6歳のサンダーに最後は押し切られた。

 カイリー・アービング(30)は15得点を挙げたものの3点シュートの成功は7本中1本。ベンチから出たセス・カリー(32)がチーム最多の23得点、センターのニック・クラクストン(22)が17得点、13リバウンド、4ブロックショットを記録したが終盤での競り合いを制することはできなかった。

 渡辺雄太(28)は第1Qの4分59秒からコートに登場。随所でサンダーの大黒柱で今季リーグ4位の30・7得点をマークしていたシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)とマッチアップした。最初に放った右サイドからの3点シュートは入らなかったが、第1Qの残り2分3秒、正面やや右でプルアップからジャンプシュートを決めて初得点を記録。しかし第3Qに放った3点シュートも決まらずこの日は2本とも失敗した。

 結局21分の出場で5得点と5リバウンド、2アシスト。出場時間帯のチームスコアはネッツ全選手の最高となる「プラス10点」だったが、4試合ぶりに3点シュートの成功数は「0」となった。この結果、今季の3点シュート成功率は前日までの51・9%から50・6%(79本中40本)に低下した。

 この部門で1位となっているサンズのデイミオン・リー(30)の48・5%を上回っているものの、規定本数(試合数分)には2本不足。次戦でこれをクリアするには3本の成功数が必要になった。

 ネッツはホームでは今季13勝6敗。17日からはロード5連戦でスパーズ→サンズ→ジャズ→ウォリアーズ→76ersと対戦することになっている。

 サンダーは3連勝を飾って21勝23敗。ギルジャスアレクザンダーとジョシュ・ギディー(20)がそれぞれ28得点、ルーゲンツ・ドート(23)も5本の3点シュートなどで22得点を稼いでベテラン主体のネッツ(先発平均年齢は28・0歳)に競り勝ち、ロードでは今季22戦で8勝目を挙げた。

 <渡辺の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場7分1秒=2得点)
(1)7分36秒・右サイドから3点シュート=×
(2)8分8秒・正面からドライブしたがギルジャスレクザンダーにボールをはたかれる=×
(3)9分57秒・正面やや右でプルアップからジャンプシュート=○(アシスト・サムナー)
 ▼第2Q(出場3分49秒=シュート機会なし)
 ▼第3Q(出場7分23秒=2得点)
(4)3分50秒・左コーナーから3点シュート=×
(5)6分13秒・速攻から右サイドを疾走して両手でダンク=○(アシスト・アービング)
 ▼第4Q(出場3分10秒=1得点)
(6)5分41秒・ゴール下でシュート。ジェイレン・ウィリアムスにブロックされる=×
*6分36秒・フリースロー2本=○×

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