インドア全日本ソフトテニス大会 男子・船水&上松組、女子・高橋&半谷組が優勝

2023年01月16日 04:11

テニス

インドア全日本ソフトテニス大会 男子・船水&上松組、女子・高橋&半谷組が優勝
<ルーセントカップ第63回東京インドア全日本ソフトテニス大会>男子で18年以来2回目の優勝の船水(左)と上松組 Photo By スポニチ
 【スポニチ主催ルーセントカップ第63回東京インドア全日本ソフトテニス大会 ( 2023年1月15日    東京体育館 )】 男女とも8ペアによる予選リーグと準決勝、決勝が行われ、男子は船水颯人(稲門クラブ)・上松俊貴(NTT西日本)組が決勝で水木瑠・荒木駿(早大)組を5―1で破り、18年以来の優勝を飾った。女子決勝は高橋乃綾・半谷美咲(どんぐり北広島)組が貝瀬ほのか・渡辺絵美菜(ヨネックス)との激闘を制して3大会連続5度目の優勝となった。
 ≪後輩ペアを圧倒≫男子の船水と上松は本領を発揮して早大時代以来となる頂点に立った。決勝の相手は予選リーグでも戦った早大の後輩ペア。船水が「勝負に徹する姿を後輩に感じてもらいたかった」と言う通り、厳しい攻めで圧倒した。今年の最大の目標は今年9月に延期になったアジア大会での金メダル獲得。全日本選手権3連覇といえども代表入りに向けて気は抜けない。3度目の優勝となった上松は「突き詰めていけばもう一段階上がっていける」とさらなる飛躍を誓った。

 ≪スタイル貫いた≫女子の19年世界選手権金メダルの高橋と半谷は、相手の驚異的な粘りに苦しみながらも前に行くテニスを貫いてタイブレークを13―11で制した。高橋は「最終的に勝ちきれたのが良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。半谷が今年度限りで引退するため、東京体育館での大会では有終の美。観客の声援に背中を押されてきた半谷は「この瞬間を味わわせていただけるのは感謝しかない」と栄光を重ねてきた大会で感慨に浸った。

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