ノルディック複合混合団体 日本は前半飛躍で2位 暁斗含め転倒者続出の“異例”再スタートも

2023年02月26日 22:08

ノルディック複合

ノルディック複合混合団体 日本は前半飛躍で2位 暁斗含め転倒者続出の“異例”再スタートも
<ノルディックスキー世界選手権>複合混合団体に出場した渡部暁斗のジャンプ(AP) Photo By AP
 ノルディックスキー世界選手権第5日は26日、スロベニアのプラニツァで行われ、今大会が初実施となる複合混合団体に双子の姉・葛西優奈と妹の葛西春香(ともに19=早大)、渡部暁斗(34=北野建設)、山本涼太(25=長野日野自動車)の日本チームが出場。前半飛躍(ヒルサイズ=HS102メートル)を終え全体2位につけた。
 日本は前半飛躍で渡部が着地で転倒するなどアクシデントに襲われるも、その後も転倒する選手が続いたため雪面状態悪化と判断され、ここまでの得点は取り消し。整備後、一から再スタートするという“異例”の展開となった。

 まずは葛西優が1人目トップとなる94メートルを飛び、104・3点の好得点をマーク。転倒の影響が心配された渡部も92メートルの飛躍で117・8点を記録し、2人目を終えトップをキープした。

 さらに3人目の山本は99メートルの大ジャンプで、この日全体トップの128・7点をマーク。4人目の葛西春も89メートルの105・7点とまずまずの得点だったが、ノルウェーのベストボルハンセンに96・5メートルの119・7点という高得点を出され、5・3点の僅差で2位に転落。後半距離(15キロ)はトップのノルウェーを5秒差で追いかけることになった。

<複合混合団体 飛躍成績>
1位ノルウェー  461・8点
2位日本     456・5点 +0・05
3位ドイツ    436・6点 +0・25
4位オーストリア 431・9点 +0・30 
5位イタリア   412・6点 +0・49
6位フィンランド 377・0点 +1・25
7位スロバキア  359・9点 +1・42
8位米国     343・7点 +1・58

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