都筑有夢路が貫禄V2「適応できた」大会延期も実力発揮

2023年04月27日 19:53

サーフィン

都筑有夢路が貫禄V2「適応できた」大会延期も実力発揮
<サーフィンジャパンオープン>女子決勝を終え、互いに笑顔で健闘を称え合う優勝した都筑有夢路(左)と前田マヒナ Photo By スポニチ
 【サーフィンジャパンオープン ( 2023年4月27日    宮城県仙台市 )】 24年パリ五輪予選を兼ねたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、5月30日開幕、エルサルバドル)の代表選考会として行われ、女子は東京五輪銅メダルの都筑有夢路(22=木下グループ)が2年連続2度目の優勝を果たし、WG代表に内定。2大会連続五輪&メダル獲得へ、一歩前進した。
 五輪やWG、プロツアーのチャレンジャーシリーズなど世界を舞台に闘ってきた実力を遺憾なく発揮した。1回戦は15・00点、準決勝は15・16点をマークした都筑は、決勝では同じく東京五輪代表だった前田マヒナと対戦。午前中よりも波のコンディションが悪い中での25分間となったが、残り3分を切っての6本目に8・00点のエクセレントスコアを叩き出し逆転。第一人者の貫禄を見せつけた。

 「連覇はうれしい。(大会が)延期になって、波も想像と変わり、板も全部変えてきた。いいコンディションでやらせてもらえた」

 大会は当初23日に予定されていたが、波が小さい予報だったために延期に。この日は時折チューブを巻くほどの波に恵まれたが、選手たちは難しい調整を強いられた。それでも都筑は「大会はいつも違う場所で適応しないといけない。前日入りだったけど、適応できた」という。世界のトップサーファーとしのぎを削ってきた経験値はダテではなかった。

 WGの舞台は、2年前に東京五輪代表内定を決めたエルサルバドル。験のいい海ながら、高温多湿でタフな戦いが強いられる。「五輪には凄く行きたい。完璧な準備をしたい」と都筑。狙うは2大会連続の五輪はもちろん、初の世界一だ。

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