【春巡業神栖場所】朝乃山、三役陣と稽古に励んだ巡業を終えて充実感「お互い刺激になる」

2023年04月30日 17:31

相撲

【春巡業神栖場所】朝乃山、三役陣と稽古に励んだ巡業を終えて充実感「お互い刺激になる」
申し合い稽古に参加した朝乃山(左)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲春巡業は30日、茨城県神栖市の「かみす防災アリーナ」で最終日を迎えた。夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)での再入幕が確実な元大関の朝乃山(29=高砂部屋)は小結・大栄翔(29=追手風部屋)や小結・若元春(29=荒汐部屋)らと計5番の申し合い稽古を行った。
 巡業参加は19年の冬巡業以来3年4カ月ぶり。15日間の全日程を終え「いろいろなタイプの人と稽古できてよかった」と充実感をにじませた。巡業中の稽古では関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)や関脇・霧馬山(27=陸奥部屋)ら次期大関候補から申し合いで指名される場面が多く、役力士たちからも意識される実力者であることを改めて感じさせた。「お互い刺激になると思いますので」。2年ぶりに幕内の土俵で戦うための準備を進めることができた。

 2週間後に迫った夏場所、いよいよ幕内の土俵に帰ってくる。「僕の中では来場所から本当の勝負だと思います」。大きな注目を集める元大関が、改めて気を引き締めた。

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