津山高進学のドルーリー朱瑛里、高校初レースの800m圧勝 2位に12秒差 岡山県高校総体地区予選

2023年04月30日 13:35

陸上

津山高進学のドルーリー朱瑛里、高校初レースの800m圧勝 2位に12秒差 岡山県高校総体地区予選
ドルーリー朱瑛里(23年1月撮影) Photo By スポニチ
 【陸上・岡山県高校総体美作地区予選会 ( 2023年4月30日    岡山・津山陸上競技場 )】 鶴山中から津山高に進学したドルーリー朱瑛里(しぇり、1年)が、高校での公式戦初戦として800メートルに出場して圧勝した。タイムは2分16秒90で、2位の選手に12秒22差をつけた。ドルーリーのこの種目の自己ベストは2分9秒47。
 レースには8人がエントリーし、1人が欠場。7人で実施された。上位6人が5月26日から始まる県高校総体(シティライトスタジアム)に進むことから、ドルーリーは県総体への出場を決めた。

 県総体の800メートルには備前、備中地区も合わせて48人が出場予定。その中で上位6人が中国高校総体(6月15~18日、岡山)に進み、その上位6人が7月22日に開幕する全国高校総体(陸上は北海道)に進む。

 ドルーリーは今年1月15日の都道府県対抗女子駅伝で区間新記録をマーク。17人抜きを演じて注目を集めた。同29日の「晴れの国 岡山」駅伝競走大会でも区間新記録をマークし、3人抜きの快走を見せた。

 ただ、環境が激変したことで今年2月、出場を予定していた琵琶湖クロカン欠場を発表した際に、代理人弁護士を通じてコメントを発表。過度な報道による精神的な疲労を訴え、ネット上で自身の動画が肖像権を無視した上で使用されていること、収益目的で名前と画像などを使用することを「やめていただきたいです」と記していた。

 その上で、「高校生になっても、陸上は続けていきます。もっと記録を伸ばせるように、努力しようと思っています。私は可能な限り普通の生活をしながら、陸上を続けていくことを希望しています」としていた。

 津山高側は、今大会の取材に対して「陸上競技関係者を始め、一般の方々やマスコミの方々が、彼女が競技しやすい環境を整えることが大切です。そういった面で、今回の大会での取材対応は真摯なものでした」とコメントした。

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