【春巡業神栖場所】巡業初参加の茨城県出身・武将山、同郷の「尊敬する力士に近づけるように」

2023年04月30日 19:00

相撲

【春巡業神栖場所】巡業初参加の茨城県出身・武将山、同郷の「尊敬する力士に近づけるように」
土俵下で汗を流す茨城県出身の武将山(右端)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲春巡業は30日、茨城県神栖市の「かみす防災アリーナ」で最終日を迎えた。
 地元・茨城県水戸市出身の幕内・武将山(27=藤島部屋)は、今回が初めての巡業参加。15日間の全日程を終え「良い経験になりました」と振り返った。大勢の関取衆と稽古をするのも初めてのこと。この日は申し合いには参加しなかったが、22日の横浜アリーナ場所では埼玉栄高の2学年先輩にあたる小結・大栄翔(29=追手風部屋)に指名してもらって相撲を取った。「自分より強い人たちとやることは凄く良い勉強になりました。先輩たちとやって収穫もあったと思います」。

 新入幕だった春場所では5勝10敗と負け越し、夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)は十両から出直しとなる。「ただ実力不足で負けたので、切り替えて修正していきたい。器用なことはできないので、前に出る稽古だけして頑張っていく」と意気込んだ。

 地元・茨城で行われる巡業に初めて参加し「応援してくださる方もいるので感謝しながら」と声援の大きさを感じていた。「茨城県(出身)は高安関を始め、稀勢の里関(二所ノ関親方)、師匠(藤島親方=元大関・武双山)と尊敬する力士がたくさんいるので、少しでも近づけるように頑張っていきたいです」。地元で英気を養い、決意を新たにした。

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