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【横審稽古総見】霧馬山が幕内最多の12番「できればもっと取りたかった」照ノ富士には1勝1敗

2023年05月04日 18:59

相撲

【横審稽古総見】霧馬山が幕内最多の12番「できればもっと取りたかった」照ノ富士には1勝1敗
横綱審議委員会の稽古総見で霧馬山(中央)は大勢の幕内力士から申し合いを求められ苦笑いを浮かべる Photo By 代表撮影
 大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が4日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。稽古総見の開催は20年1月以来。コロナ禍の中止を経て3年4カ月ぶりに復活した。
 大関獲りに挑む関脇・霧馬山(27=陸奥部屋)は12番取って8勝4敗。同じく次期大関候補の関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)や大栄翔(29=追手風部屋)といったライバルたちと激しい申し合いを繰り広げた。幕内でこの日最多となる番数にも「できればもっと取りたかった」とさらなる稽古量を求めた。

 最後には横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)に指名されて2番取って1勝1敗。前日に時津風部屋でも顔を合わせたが相撲を取ることはなく、昨年秋場所以来の“対戦”を「久しぶりに横綱と稽古して緊張した」と振り返った。

 稽古を見守った横審の山内昌之委員長は「意気込みを強く感じました。率先した姿勢や相撲に対する取り組みが非常に印象に残りました」とコメント。大関獲りに挑む霧馬山の稽古熱心さを評価した。

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