【横審稽古総見】貴景勝が久々の実戦稽古 大栄翔、琴ノ若、佐田の海を相手に連続11番

2023年05月04日 15:35

相撲

【横審稽古総見】貴景勝が久々の実戦稽古 大栄翔、琴ノ若、佐田の海を相手に連続11番
横綱審議委員会の稽古総見に参加した貴景勝!―(4日午前10時37分、東京・両国国技館)=代表撮影 Photo By スポニチ
 大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が4日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。稽古総見の開催は20年1月以来。コロナ禍の中止を経て3年4カ月ぶりに復活した。
 自身6度目のカド番で夏場所に臨む大関・貴景勝(26=常盤山部屋)が関脇・大栄翔(29=追手風部屋)、小結・琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)、幕内・佐田の海(35=境川部屋)の3人を相手に連続で11番取った。綱獲りに挑んだ春場所は左膝のケガで途中休場。番付発表後の稽古では実戦稽古を行っておらず不安視されていたが、横審や八角理事長(元横綱・北勝海)ら親方衆の前で順調な回復をアピールした。

 立ち合いから持ち味の出足で一気に押し出す内容もあったが、押し切れずに引く場面や呼び込んで押し出される場面もあった。稽古を見守った八角理事長は「番数を積み重ねてくれば当たりも強くなってくるし、押しも重くなってくる」と、初日まで残り10日での上積みに期待した。

 貴景勝はこの日も報道陣の取材には応じず。ここからどう仕上げていくか、ケガの回復具合と調整が注目される。

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