76ersが34点差でセルティクスに完敗 MVPのエンビードが復帰したものの敵地で連勝はならず

2023年05月04日 11:23

バスケット

76ersが34点差でセルティクスに完敗 MVPのエンビードが復帰したものの敵地で連勝はならず
戦列に復帰した76ersのエンビード(AP) Photo By AP
 NBA今季のMVPに選出されたジョエル・エンビード(29)が3日、敵地ボストン(マサチューセッツ州)で行われた東地区準決勝の第2戦で、13日ぶりに戦列に復帰した。しかし東の第3シードとなっている76ersは、2年連続で得点王となった大黒柱のセンターが出場しながら、第2シードのセルティクスに87―121(前半49―57)で敗れて1勝1敗。76ersは1回戦(対ネッツ)を4戦全勝のスイープで突破しており、今ポストシーズンでは6戦目にして初黒星。
 エンビードは右膝を痛めて戦列を離れ、これが1回戦第3戦(4月20日=対ネッツ)以来の出場。この日は27分のプレータイムで15得点と3リバウンド、5ブロックショットを稼いだものの、チームは最大36点差をつけられて敵地での連勝はならなかった。

 119―115で勝った1日の第1戦でプレーオフ自己最多に並ぶ45得点を記録していたジェームズ・ハーデン(33)は、6本の3点シュートをすべて外して12得点どまり。第1戦で38本中17本を決めていた(成功率44・7%)チームの3点シュート成功は、30本中わずか6本(同20・0%)と低調だった。

 昨季のファイナルに進出しているセルティクスはホームでの連敗を回避。第1戦で39得点をマークしていたジェイソン・テータム(25)は第2Q中盤で3反則目をコールされたことが影響し、19分の出場で7得点にとどまったが、ジェイレン・ブラウン(26)が25得点、ベンチから出たマルコム・ブログドン(30)も6本の3点シュートなどで23得点を挙げて勝利に貢献した。

 リーグ6位の30・1得点を記録しているテータムは今季プレシーズン、レギュラシーズン、プレーオフに計85試合に出場しているが、2ケタ得点を逃したのはこれが初めて。出場時間帯のチームスコアはプラス24だったものの、放った3本の3点シュートはすべて失敗し、フィールドゴールの成功は7本中1本だった。

 なおこのシリーズの第3戦(5日)と第4戦(7日)は76ersの地元フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で行われる。

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