初の国別対抗戦に挑む渋野「いろんなことが初めてで緊張感がある」4日開幕インターナショナルクラウン

2023年05月04日 08:42

ゴルフ

初の国別対抗戦に挑む渋野「いろんなことが初めてで緊張感がある」4日開幕インターナショナルクラウン
渋野日向子 Photo By スポニチ
 初優勝を狙う日本の畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、笹生優花の4人は3日(同4日)、公式会見で抱負を語った。
 大会は5年ぶりの開催。4人の中で唯1人、前回大会を経験している畑岡は「5年前に初めて出た時は(チーム)最年少で緊張した。今回は唯一経験者なのでチームを引っ張っていくプレーをしたい」とリーダーとしての自覚を口にした。

 マッチプレーの経験がない渋野は「マッチプレーが初めてで、団体戦もプロになって2回目、日の丸も背負って。いろんなことが初めてで緊張感がある。足を引っ張らないようにと思っている」と緊張気味に話した。

 古江は昨年5月のバンクオブホープ・マッチプレーで準優勝した。その経験を踏まえ「昨年のマッチプレーはショットもパットも好調で、相手との駆け引きを頭の中で考えながらプレーした。そういう戦略を考えながらラウンドするのがマッチプレーの強みになる。今週も経験を生かせるように考えている」と自信をにじませた。

 試合会場は21年全米女子オープンが開催されたオリンピック・クラブに隣接している。その大会、プレーオフで畑岡に競り勝ち、メジャー初優勝を飾った笹生は「奈紗は米ツアーで何度も勝った良い選手。同じチームで戦うことができるのでリラックスしている。(古江)彩佳も渋野も安定感のある選手で経験がある。サンフランシスコには良い思い出がある。楽しみたいし、チームに貢献したい」と話した。

 大会には8カ国が出場し、最初の3日間は4カ国ずつ2グループに分かれて総当たりの1次リーグを実施。各グループ上位2カ国が最終日の決勝トーナメントに進む。

 1次リーグは2人1組のペアによるフォアボール方式で争われる。タイ、オーストラリア、韓国と対戦する日本は2日の練習ラウンドに話し合い「1人が攻めて、1人が確実に行くのがいい」(畑岡)という狙いで、畑岡と渋野、古江と笹生のペアで臨むことを決めた。

 4大会連続出場の日本は過去に14年3位、16年5位、18年7位の成績を残している。米ツアーメンバーを揃えた今大会は初の世界一を目指す。

 畑岡は「8カ国とも強豪で、特に米国と韓国が最大の敵になると思う。チーム戦なので最後までみんなを信じて、ミスを気にせず、お互いがカバーしてやれればいい」と決意を示した。

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