セルティクスが敵地での第3戦を制してホーム・アドバンテージを奪還 76ersはエンビード復帰後連敗

2023年05月06日 11:25

バスケット

セルティクスが敵地での第3戦を制してホーム・アドバンテージを奪還 76ersはエンビード復帰後連敗
セルティクス・テータムのシュートをブロックする76ersのエンビード(AP) Photo By AP
 昨季のファイナルに進出している東の第2シード・セルティクスは5日、敵地フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で地区準決勝シリーズの第3戦に臨み、第3シードの76ersを114―102(前半57―47)で下して2勝1敗。第2戦で7得点に終わっていたジェイソン・テータム(25)が27得点と10リバウンドをマークすればジェイレン・ブラウン(26)も23得点を稼ぎ、出場8人中、先発5人を含む6人が2ケタ得点を記録してホーム・アドバンテージを奪還した。
 3点シュートの成功率(35・6%=45本中16本)は76ersの方(43・2%=37本中16本)が上回っていたが、セルティクスはフリースローを23本中22本成功。76ersも27本中24本を決めていたが、フィールドゴール(FG)全体の成功率ではセルティクスが44・2%と76ersの39・7%を上回った。

 試合前に行われたMVP授賞式でトロフィーを手にした76ersのジョエル・エンビード(29)は30得点、13リバウンド、4ブロックショットを稼いだものの、右膝の故障から13日ぶりに復帰した第2戦に続いて連敗。セルティクスに対して76ersはレギュラーシーズンを含めて今季2勝5敗となった。

 エンビード不在の第1戦で45得点を記録したジェームズ・ハーデン(33)は第2戦が12得点で第3戦は16得点。ホームゲームだったものの、奪った最大のリードは序盤の3点にとどまった。

 なお両者がプレーオフで対戦するのは76ersが前身のシラキュース・ナショナルズだったころを含めて1953年以降、これが22回目。過去21回ではセルティクスが14回シリーズを制覇しており、76ersは1982年の東地区決勝で4勝3敗で勝者となって以来、5シリーズ連続でセルティクスに敗れている。

 <セルティクスの今プレーオフ>
 ▼1回戦(対ホークス=4勝2敗)
(1)○*112―99
(2)○*119―106
(3)●122―130
(4)○129―121
(5)●*117―119
(6)○128―120
 ▼東地区準決勝(対76ers=2勝1敗)
(1)●*115―119
(2)○*121―87
(3)○114―102
 *はホームゲーム

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