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伊藤美誠が2回戦敗退　目を潤ませ、腰と臀部の不調を告白「ケガなく終われて良かった」

2023年05月06日 15:54

卓球

伊藤美誠が2回戦敗退　目を潤ませ、腰と臀部の不調を告白「ケガなく終われて良かった」
＜全農カップ2023・女子シングルス＞長崎美柚（手前）に敗れる伊藤美誠　（撮影・白鳥　佳樹） Photo By スポニチ
 【卓球全農カップ平塚大会第1日 （ 2023年5月6日    神奈川・トッケイセキュリティ平塚総合体育館 ）】 24年パリ五輪シングルス代表の第4回選考会として行われ、女子2回戦で東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠（スターツ）が長崎美柚（木下グループ）に2―4で敗れた。大会開幕時で2枠のシングルス代表枠を争うポイントランキングで4位と出遅れている伊藤にとっては、手痛い早期敗退となった。
　試合後、目を潤ませて取材に応じた伊藤は、1月の全日本選手権ごろから腰と臀部（でんぶ）に痛みを抱えていることを告白。「ケガなく終われて良かった。30～40％でここまでできた」と努めて前向きに振り返った。10―12、9―11と競りながらも落とした第1、2ゲームも力を抑えて打つ場面があったそうで、「もうちょっと、思い切りやったら（結果は）どうだったか、というのはある」と話した。

　今後は痛みを抱える箇所の検査を受けて、今月20日開幕の世界選手権（南アフリカ・ダーバン）に臨む予定。同大会もパリ五輪の選考会対象となっており、負けられない大会となるが、「自分の中では目標ではあるが、楽しくやるのが一番」と話した。

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