女子はPFUが岡山に逆転勝ちで決勝へ 男子はVリーグ王者の名古屋が2冠に王手

2023年05月06日 04:30

バレーボール

女子はPFUが岡山に逆転勝ちで決勝へ 男子はVリーグ王者の名古屋が2冠に王手
<準決勝 PFU・岡山> 第1セット、サーブを打つPFU・大村 (撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレー ( 2023年5月5日    丸善インテックアリーナ大阪 )】 男女の準決勝各2試合が行われた。男子は中止を挟んで3連覇を狙うサントリーと、Vリーグ王者の名古屋が決勝に進んだ。サントリーはパナソニックを3―1で下し、名古屋はジェイテクトを3―1で退けた。女子は埼玉上尾が全日本選手権、Vリーグとの3冠が懸かったNECを3―2で撃破し、初の決勝進出。昨大会準優勝のPFUは岡山に逆転勝ちした。
 <女子・PFU>2セット連続で落とす絶体絶命のピンチから鮮やかな逆転勝利で2年連続の決勝進出を果たした。思いきりのいいスパイクで活路を開いた1年目の大村(日体大)は「1、2セット目は相手の雰囲気にのまれたけれど、3セット目から“行くよ、楽しむよ”と声をかけられて少しずつ良くなった」と試合を振り返った。「この大会を最後に退団される方もいるので、最後の試合も頑張りたい」と決勝戦へ意欲も示した。

 <男子・サントリー>パナソニックとの大阪対決を制した。1年目のセッター山本龍(東海大)がタレント豊富な攻撃陣の力を存分に引き出している。「一日一日成長した姿を見せたいとプレーしている。きのうよりレベルが上がったゲームメークができたと思う」。山村監督の「今大会は山本に経験を積ませる」という方針で正セッターの大宅を温存しているが、指揮官の期待に応えている。3連覇がかかる決勝戦も「出場できれば優勝を目指してやる」と気合を見せていた。

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