日本はオーストラリアに1分け1敗 1次リーグ敗退決定 渋野「2日間成績を残せず悔しい」

2023年05月06日 10:25

ゴルフ

日本はオーストラリアに1分け1敗 1次リーグ敗退決定 渋野「2日間成績を残せず悔しい」
渋野(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー インターナショナル・クラウン第2日 ( 2023年5月5日    米カリフォルニア州 TPCハーディングパーク=6550ヤード、パー72 )】 2人1組でホールごとの良いスコアを採用するフォアボールで争う1次リーグ第2戦が行われ、B組の日本はオーストラリアと対戦し1分け1敗だった。2日目を終えて獲得ポイントは0・5点。最終戦を残し1次リーグ敗退が決まった。
 タイに2連敗した初日から組み合わせを変更して臨んだが、畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)、古江彩佳(22=富士通)組はミンジ・リー、ステファニー・キリアコウ組に2ダウンで敗れた。

 オールスクエアで迎えた7番、古江が2・5メートルの好機を生かしてリードした。その後逆転されたものの、12番で古江が3メートルのバーディーパットを決めて追いつき、14番では古江が第2打をピン側につけて1アップとした。しかし終盤、好プレーを連発するオーストラリアに逆転を許した。

 古江は「お互いにミスをカバーしあえた良いゴルフはできたと思う」と内容には満足感を示したが、2大会連続出場の畑岡は「オーストラリアが良いプレーをしていた。流れが来ている時に勝負所でしっかり決めないといけない」と悔しそうに話した。

 渋野日向子(24=サントリー)、笹生優花(21=フリー)組はハナ・グリーン、サラ・ケンプ組と引き分けた。
 メジャーチャンピオン同士のペアは、相手に先行される展開にも粘り強く戦った。

 1ダウンで迎えた6番で渋野が6メートルのバーディーパットを沈めてオールスクエアに戻した。続く7番で再び1ダウンとなったが、9番パー3で渋野が2・5メートルに付けて追いついた。

 11番でまたもリードされたが、12番で笹生が1メートルに付けてオールスクエアにすると、14番で渋野が1・5メートルのバーディーパットを決めて初めてリード。しかし16番で2人ともパーをセーブできず追いつかれた。

 随所で好ショットを披露した笹生は「お互い良いプレーも見せられたし、楽しくラウンドできた」と笑顔で振り返った。

 渋野は「めちゃ悔しい。その一言に尽きるけど、最後まで諦めずにできた。この2日間成績を残せなくて悔しい気持ちもある。明日も笑顔で楽しく頑張りながら勝てたらいい」と6日の1次リーグ最終戦韓国戦に向けて気持ちを切り替えた。

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