霧馬山が関脇3人らと計15勝5敗「良い稽古になっている」途中12番連続で土俵を独占する場面も

2023年05月10日 15:56

相撲

霧馬山が関脇3人らと計15勝5敗「良い稽古になっている」途中12番連続で土俵を独占する場面も
豊昇龍(手前)と申し合い稽古を行う霧馬山(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・霧馬山(27=陸奥部屋)が10日、東京都墨田区の時津風部屋に出向いて関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)らと20番の申し合い稽古を行った。
 前日も時津風部屋の稽古に参加していた豊昇龍、大栄翔(29=追手風部屋)に加え、この日は若元春(29=荒汐部屋)も交えて関脇4人が大集結。同じ番付のライバルたちと白熱した申し合いを展開した霧馬山は「良い稽古になっている」と満足げな表情を浮かべた。

 計20番取って15勝5敗。8日には約30番もの番数をこなしており、連日の充実した稽古に「ちょうどいいんじゃないですか」と好感触を得た。豊昇龍からは何度も指名を受けて6番取って2勝4敗。大栄翔には2勝1敗、若元春には3勝0敗と、関脇3人を相手に計7勝5敗で勝ち越した。

 途中で若元春や小結・正代(31=時津風部屋)、十両の豪ノ山(25=武隈部屋)、時疾風(26=時津風部屋)らを相手に9連勝する場面も。その後の豊昇龍との3番も含めて12番連続で取り続け、ハイレベルな申し合いの中でも土俵を独占して持ち前のスタミナを発揮した。

 4日後に迫った夏場所(14日初日、東京・両国国技館)では大関獲りに挑む。これまでは番付発表後は部屋で若い衆を相手に調整するしかなかったが、今場所から場所直前の出稽古が解禁。それをフル活用する連日の猛稽古に「稽古すると気持ちが上がってくる」と充実感を示した。

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