ラグビー日本代表 オールブラックスとの定期戦が実現 年間複数試合も検討

2023年05月10日 13:37

ラグビー

ラグビー日本代表 オールブラックスとの定期戦が実現 年間複数試合も検討
覚書締結の会見に臨んだ日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事(左)とニュージーランド協会のマーク・ロビンソンCEO Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は10日、ニュージーランド協会(NZR)との連携を深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技を発展させるための覚書を締結したと発表し、東京都内で会見を開いた。両協会は日本代表とニュージーランド代表やマオリ・オールブラックス、オールブラックス・フィフティーンとの定期的な試合を日本国内で開催するなど、戦略的かつ商業的な協業機会を模索していくという。
 会見に臨んだ日本協会の岩渕健輔専務理事は「大きな第一歩。日本はまだまだラグビー強国ではないので、知見をもらい、前に行って、いつか勝てる日がくるようにしたい」とコメント。NZRのマーク・ロビンソンCEOも「長期にわたって、さまざまなことをできる。オールブラックス、マオリ・オールブラックス、オールブラックス・フィフティーンが定期的に日本で試合をできるのは喜ばしいこと」と話した。

 定期戦は24年から開始し、当面は27年までの4年間。その後も国際カレンダーの変動などを鑑みながら、永続的に開催する方針だという。時期は7月や10月末が候補で、正規代表であるオールブラックスなど3つの代表チームのいずれかが来日する予定。岩渕専務理事は「1試合でも多くやりたい」とし、複数試合の開催も模索する考えを示した。

 またリーグワンとニュージーランド拠点のスーパーラグビーのチームによる対戦機会も検討を開始する。会見に出席したリーグワンの東海林一専務理事は「全て現在検討中」としながらも、「大きな方向性としては、日本で開催する、複数チームでやる、上位チームが対戦する」と方針を示した。

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