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【世界陸上】男子20キロ競歩で日本惨敗のなぜ…ハイレベルな争いに今村SD「記録、技術面で…」

2023年08月19日 19:56

陸上

【世界陸上】男子20キロ競歩で日本惨敗のなぜ…ハイレベルな争いに今村SD「記録、技術面で…」
序盤はリードしたものの、終盤に順位を落とした池田(AP ) Photo By AP
 【陸上・世界選手権第1日 ( 2023年8月19日    ハンガリー・ブダペスト )】 陸上の世界選手権が19日、ハンガリー・ブダペストで開幕し、最初の決勝種目となった男子20キロ競歩で、古賀友太(24=大塚製薬)が1時間19分2秒で日本勢最上位の12位だった。この種目で日本勢がメダルなしに終わるのは17年大会以来、3大会ぶりとなった。
 序盤リードした池田向希(25=旭化成)は終盤に急失速して1時間19分44秒で15位、高橋英輝(30=富士通)は1時間20分25秒で21位、3連覇を目指した山西利和(27=愛知製鋼)は1時間21分39秒で24位に終わった。

 日本陸連の今村文男シニアディレクター(SD)は「トップ10が(1時間)18分台というのは近年でも稀な大会だった。記録、技術面で日本も後れを取っている部分も感じた」と振り返った。

 現地時間午前8時50分(日本時間午後3時50分)号砲予定だったが、雷雲接近などの天候を考慮して2時間遅れでスタート。世界王者の山西が惨敗するなど、レースも波乱の展開となった。

 同SDは影響について「みんな同じ状況。暑さがあるなしにかかわらずアジャストするのが選手の1つの役割。ゼロではない影響はあったものの、積み重ねの中での結果という感じがした」と話した。

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