【長岡巡業】大栄翔が肋骨骨折から復帰 秋場所で大関獲り継続の可能性も「また一からと思って」

2023年08月19日 18:58

相撲

【長岡巡業】大栄翔が肋骨骨折から復帰 秋場所で大関獲り継続の可能性も「また一からと思って」
ぶつかり稽古で豪ノ山(右)に胸を出す大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の夏巡業が19日、新潟県長岡市のハイブ長岡で行われ、関脇・大栄翔(29=追手風部屋)がこの日から合流した。申し合い稽古には参加せず、土俵下で四股などの基礎運動に注力。ぶつかり稽古では付け人の幕下・大喜翔(23)と、埼玉栄高の5年後輩にあたる幕内・豪ノ山(25=武隈部屋)に胸を出した。
 名古屋場所13日目、若元春戦で胸を土俵に打ちつけて肋骨を骨折。千秋楽まで出場は続けたが、場所後の夏巡業はここまで休場していた。「ずっと動かさず、どこにも行けなかった」としばらく安静にしたのち、8月上旬から少しずつ基礎運動を再開。「だいぶ動けるようになってきた。徐々に良くなっている実感はある」。現在は基礎運動に加えてぶつかりを受けられるまでに回復した。実戦稽古の再開時期については「できたらしたいけど、しっかり治してから。痛いのに無理しても仕方ないので」と慎重な姿勢を示した。

 大関獲りに挑んだ名古屋場所はケガの影響もあり9勝6敗に終わった。「なかなか簡単じゃないと良い勉強になった。悔しい気持ちしかない。まだまだそういう実力がないということ」。3場所合計31勝で昇進は見送られたが白紙に戻ったわけではなく、秋場所(9月10日、東京・両国国技館)も大関獲り継続となる可能性もある。それでも「また一からと思ってしっかり稽古して臨みたい。その方が頑張れる」と、気持ち新たに再び大関を目指していくことを誓った。

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