大栄翔 名古屋場所中に肋骨骨折していた 13日目若元春戦で人生初の「激痛」

2023年08月19日 04:25

相撲

大栄翔 名古屋場所中に肋骨骨折していた 13日目若元春戦で人生初の「激痛」
名古屋場所中に骨折していたことが分かった大栄翔 Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・大栄翔(29=追手風部屋)が、きょう19日の新潟県長岡市で行われる巡業から合流する。18日までに本紙の取材に応じ、7月の名古屋場所中に肋骨を骨折していたことを明かした。
 13日目、若元春に敗れた時に胸を土俵に打ちつけて負傷。「負け残りの時に(土俵下で)激痛でヤバいと…」。全治1カ月の診断だったが、大関獲りに挑む大事な場所だったため決死の覚悟で出場に踏み切った。

 翌日は立ち合い変化で白星。「怖くて当たれなかった。(折れた骨が)肺に刺さるんじゃないかと…」。場所中に語ることはなかったが、人生初の骨折による経験したことのない痛みや恐怖心との闘いがそこにはあった。

 8月上旬から運動を再開。現在は軽めのぶつかり稽古までできるようになった。「痛みはだいぶなくなってきた」。大関獲り継続の可能性もある秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)へ向け、強い大栄翔が復活する。

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