【世界陸上】泉谷駿介は5位「焦りまくった」スタートで両足ふくらはぎつるアクシデントも力走

2023年08月22日 05:24

陸上

【世界陸上】泉谷駿介は5位「焦りまくった」スタートで両足ふくらはぎつるアクシデントも力走
男子110メートル障害決勝。必死にゴールラインを駆け抜けた泉谷は5位(左)。中は優勝のホロウェイ、右は4位クリッテンデン(AP) Photo By AP
 男子110メートル障害の泉谷駿介(23=住友電工)が、日本人として初めて決勝の舞台に立ち、13秒19で5位入賞を果たした。準決勝でも1組を1位で通過(13秒16)。メダルには届かなかったが、世界レベルの実力をアピールした。
 スターティングブロックを蹴った瞬間に「両足ふくらはぎをつっちゃった。焦りまくった」とアクシデントを振り返る。それでも「うまく使うところを切り替えられて走れた」と走り方を修正しながら5番目のフィニッシュ。「楽しい気持ちでいっぱい。緊張感は特になくいつも通りでできたので、メンタルが強くなったかな」と語った。

 準決勝後、わずか1時間半ほどの間隔はトレーナーに治療を施してもらい、軽めのアップを行った。レース中の「記憶はない」と言い「これ以上つらないように我慢していた」という。「しっかり上位食い込んでメダルを獲りたかった気持ちがある。ちょっと意識したけど、まずは自分の走りを意識した」と振り返った。

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