【世界陸上】泉谷駿介が目に焼き付けた光景「凄いな、来年そこに立ちたい」日本勢初快挙も悔しさ

2023年08月22日 05:37

陸上

【世界陸上】泉谷駿介が目に焼き付けた光景「凄いな、来年そこに立ちたい」日本勢初快挙も悔しさ
男子110メートル障害決勝で懸命の走りを見せるも5位の泉谷(左)。右は優勝したホロウェイ(AP) Photo By AP
 男子110メートル障害の泉谷駿介(23=住友電工)が、日本人として初めて決勝の舞台に立ち、13秒19で5位入賞を果たした。準決勝でも1組を1位で通過(13秒16)。メダルには届かなかったが、世界レベルの実力をアピールした。
 世界としのぎを削るレースを3本経験し、「決勝の舞台経験できたのは大きい。まず3本走る体づくりをして来年に臨みたい」と収穫を強調した。それでもレース後は優勝したホロウェイ(米国)らの歓喜の様子を見つめていた。座り込みながら会場を俯瞰(ふかん)し、「優勝した人たちが盛り上がっていた。凄いな、来年そこに立ちたいと思って見ていた」と振り返った。

 決勝進出という「第一目標は達成」。満足感はある。だが、自己ベスト13秒04に近いタイムならメダルにも手がかかっただけに「近いようで遠い。トップ選手は本番に強いと改めて感じた」と悔しさを口にする。来夏のパリ五輪に向けて「自分の力を出し切れればもしかしたらあると思っている。意識しないで、アベレージを上げることが大事。欲を言えば12秒台ほしい。転戦もあるのでそこで出したい」と話した。

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