飛び込み 寺内が引退 五輪6度出場43歳 膝の痛みで決断 9月1日がラスト

2023年08月22日 04:43

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飛び込み 寺内が引退 五輪6度出場43歳 膝の痛みで決断 9月1日がラスト
寺内健 Photo By スポニチ
 飛び込みで夏季五輪日本勢最多に並ぶ6大会に出場し、01年世界選手権福岡大会で銅メダルを獲得した43歳の寺内健(ミキハウス)が21日、9月の日本選手権後に現役を引退すると発表した。1日の男子シンクロ板飛び込みに出場する。寺内はSNSに「昨年から痛めていた膝の状態が思わしくなく、自分を追い込む練習ができないことで高い水準で競技することが難しく、このような決断に至った」とつづった。
 JSS宝塚で飛び込みの本場中国出身の馬淵崇英コーチに鍛えられ、15歳で挑んだ96年アトランタ五輪から08年北京五輪まで4大会連続出場。01年世界選手権の3メートル板飛び込みで日本男子では五輪を含めて初めて表彰台に立った。09年に引退したが、11年に現役復帰して16年リオデジャネイロ五輪代表入りした。

 21年の東京五輪は坂井丞(ミキハウス)と組んだ男子シンクロ板飛び込みで5位入賞。板飛び込みで08年北京五輪以来の決勝進出を果たして12位となった。今年7月、22年ぶりに福岡市で開催された世界選手権は代表から漏れた。

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