【世界陸上】男子35キロ競歩の川野将虎が銅 今大会の日本勢メダル1号 野田明宏6位、丸尾知司13位

2023年08月24日 16:26

陸上

【世界陸上】男子35キロ競歩の川野将虎が銅 今大会の日本勢メダル1号 野田明宏6位、丸尾知司13位
銅メダルにガッツポーズの川野(AP) Photo By AP
 【陸上・世界選手権第6日 ( 2023年8月24日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子35キロ競歩で、昨年のオレゴン大会銀メダリストの川野将虎(24=旭化成)が2時間25分12秒で、今大会日本勢メダル1号となる銅メダルを獲得した。野田明宏(27=自衛隊体育学校)は2時間25分50秒で6位、丸尾知司(31=愛知製鋼)は2時間29分52秒で13位だった。
 中盤でフランスのキニオンがリードを奪う展開も、川野と野田は集団の中で冷静に追歩。26キロ付近で野田が積極的に前に出て2位集団を引っ張った。27キロでは川野が野田より前となり、先に行くキニオンを追った。

 キニオンが歩型違反3回となり、ペナルティーゾーンで3分30秒の待機を強いられてメダル争いから脱落。30キロ手前で今度はマルティン(スペイン)が先頭に踊り出て、川野が懸命に追った。残り3キロはピンタード(エクアドル)を含めた3人での金メダル争いとなっている。残り1周は上位2人からやや離れた3番手となった。

 男子20キロ競歩では3連覇を狙った山西利和が24位に沈むなど3大会ぶりに入賞なしとなったが、競歩ニッポンの意地を見せた。

 ▼川野 2大会連続でメダル獲得できたのは光栄。支えてくださる方々、応援してくださる方々のおかげで、この舞台に立てた。今までたくさんの支えがあって、取り組みが間違いじゃなかったことを証明するために今回、歩いた。オレゴンで1秒差で銀に敗れてしまって。1秒、何が足りなかったのか追求して取り組んできた。その取り組みが果たせた。

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