【世界陸上】飯塚翔太「濃いですね」カート衝突事故で1→3組目へ振替 20秒54で準決勝敗退

2023年08月25日 04:35

陸上

【世界陸上】飯塚翔太「濃いですね」カート衝突事故で1→3組目へ振替 20秒54で準決勝敗退
男子200メートル予選での飯塚翔太(左) Photo By 共同
 【陸上・世界選手権第6日 ( 2023年8月24日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子200メートル準決勝が行われ、飯塚翔太(ミズノ)は20秒54で1組7位。12大会連続で準決勝で姿を消し、17年ロンドン大会7位のサニブラウン以来の決勝進出はならなかった。「全体通して良かった。もうちょっとやれる手応えもありながら、力及ばずだった」と振り返った。
 アクシデントがあった。飯塚がサブトラックから会場へ移動するカートが別のカートと衝突。飯塚の乗るカートはガラスが割れ、その破片がハドソン(ジャマイカ)の目に入ったという。別のカートではボランティア1人が外に投げ出された。

 飯塚は「どっちのカートもブレーキしなくて、ノンストップでボンッと。僕とライルズ(米国)と(後ろに)ジャマイカの選手がいた」と説明。ライルズたちは「決勝を走らせろ、フェアじゃない」と主張したといい、飯塚は「その選手たちのバック持ちしていました」と苦笑いで振り返った。

 この影響で1組目のレースは2、3組の後に振り替えられた。飯塚は「濃いですね…。クラッシュ2回くらいあるんですよ。モスクワの時にバスが縁石にクラッシュした。一瞬であれを思い出した」と語った。

 世界陸連はこの件について「200メートル決勝の再オーダーは、2台のゴルフカートの衝突が原因だった。アスリート1名とボランティア1名が検査を受け、アスリートは参加を許可された。彼は決勝に出場する」と発表した。

 初出場の鵜沢飛羽(筑波大)は20秒33の3組5着で敗退した。

おすすめテーマ

2023年08月25日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム