「朝バナナ」が睡眠の質を上げる理由【9月3日は睡眠の日】

2023年09月03日 09:00

「朝バナナ」が睡眠の質を上げる理由【9月3日は睡眠の日】
9月3日は睡眠の日。 季節の変わり目やストレスにより自律神経が乱れ、体調不良になる人は多くいます。眠りが浅い症状もそのひとつ。よく眠れない日が続き、睡眠不足になると、さらに多くの不調に見舞われるうえ、ボディメイクにも悪影 […]

9月3日は睡眠の日。

季節の変わり目やストレスにより自律神経が乱れ、体調不良になる人は多くいます。眠りが浅い症状もそのひとつ。よく眠れない日が続き、睡眠不足になると、さらに多くの不調に見舞われるうえ、ボディメイクにも悪影響を及ぼします。

「もしかして不眠症ぎみかも?」と思っている人は、早めの対策を行い、心身を整えたいところ。

とはいえ睡眠薬や睡眠導入剤は抵抗がある、そんな人に向けた睡眠の質を高める方法として、おすすめの「快眠食材」を紹介します。生活リズムと栄養バランスを整えたうえで、プラスアルファでとり入れてみてください。

バナナには睡眠に関係する栄養素がバランスよく含まれている

バナナには、カリウムやカルシウム、ビタミン類、葉酸など多くの栄養素が豊富に含まれています。

注目したいのが、必須アミノ酸のトリプトファン。このトリプトファンは、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの材料となる栄養素です。

バナナは100g中15mgのトリプトファンを含有しているほか、ビタミンB6、炭水化物のすべてを含んでいるため、効率的にセロトニンを生成します。

セロトニンが分泌されると、睡眠を促すホルモンであるメラトニンが作られます。

軽い運動も行うと、さらに睡眠の質によい影響!

東京慈恵会医科大学付属病院栄養部で管理栄養士を務める赤石定典さんによると、運動を行ったうえでバナナを食べるのがおすすめとのこと。

「バナナに含まれるトリプトファンは脳でしあわせホルモンのセロトニンを分泌させ、それが睡眠を促すメラトニンを分泌させる。すなわち、しっかりとトレーニングをしたあとは、質のよい睡眠をしてカラダを回復させる力を秘めている。それには朝食バナナがおすすめです」

有酸素運動やエクササイズ、ヨガなどの運動はセロトニンの分泌を刺激し、心身をリラックスさせます。とくに、朝のウォーキングや自然の中での運動は効果的です。自然の中で運動して日光を浴びることで、セロトニンの増加を促すことができるとされています。

朝の散歩後にバナナなど、組み合わせるとさらに良さそうですね。

セロトニンを増やすには:セロトニンを増やす方法|薬剤師が解説

バナナのカロリーと栄養成分

生のバナナ可食部100gあたりの主な栄養成分

エネルギー 86kcal
水分 75.4g
タンパク質 1.1g
炭水化物 22.5g
カリウム 360mg
カルシウム 6mg
マグネシウム 32mg
0.3mg
カロテン 56μg
ビタミンA(β-カロテン当量) 56μg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.04mg
ナイアシン 0.7mg
ビタミンB6 0.38mg
ビタミンC 16mg
ビタミンE 0.5mg
葉酸 26μg
食物繊維総量 1.1g

参考:文部科学省「五訂日本食品標準成分表」

<Edit:編集部>

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