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【ラグビーW杯】フィニッシャー斎藤が決勝Tへ背水の覚悟「ここを落としたら難しい」29日早朝サモア戦

2023年09月27日 19:16

ラグビー

【ラグビーW杯】フィニッシャー斎藤が決勝Tへ背水の覚悟「ここを落としたら難しい」29日早朝サモア戦
<日本代表練習>パスを出す斎藤(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 日本代表は27日、第3戦となる28日(日本時間29日)のサモア戦に向けて、トゥールーズで前日練習を行う。
 練習前には会見が行われ、3戦連続で控えに入ったSH斎藤直人(東京SG)は「ここを落としたらグループステージ突破が難しいと全員が認識している。それがプレッシャーになっていることはない。コーチが提示してくれたプランを遂行するだけだと思う」と言葉に力を込めた。

 日本はここまで1勝1敗、総勝ち点5でD組3位。サモアに敗れれば自力での決勝トーナメント進出の可能性がなくなり、2大会連続の8強入りは極めて厳しくなる。それは相手にとっても同様で、まさに生死を懸けた80分間になるのは必至。「(サモアは)フィジカルを前面に出して戦ってくるチームだと思うので、そこに対してゲームコントロールして、どれだけプレッシャーを軽減できるか。チャンスを逃さずにアタックできるか」と勝利への鍵を挙げた。

 大会に入ってからはベンチスタートが続く斎藤だが、初戦のチリ戦ではCTB中村への息の合ったパス出しでトライをアシスト。サモアとは接戦になる公算が高く、より斎藤の役割は重要性は増す。イングランド戦ではノートライだったが「試合を重ねるに連れて、チャンスが来た時の全員のスイッチの入り方だったり、見極め方はだいぶ良くなっていると思う」と手応えを得ており、フィニッシャーとして勝利へと導く覚悟だ。

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