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【アジア大会】池江璃花子 50mバタフライで銅メダル!主要国際大会個人5年ぶり表彰台

2023年09月29日 20:34

水泳

【アジア大会】池江璃花子 50mバタフライで銅メダル!主要国際大会個人5年ぶり表彰台
女子50mバタフライ決勝で銅メダルを獲得した池江璃花子 Photo By 共同
 【杭州アジア大会第7日 ( 2023年9月29日    中国・杭州 )】 杭州アジア大会は29日、第7日の競技が行われ、競泳女子50mバタフライ決勝で池江璃花子(23=横浜ゴム)が26秒02で銅メダルを獲得。主要国際大会の個人種目では、前回2018年にジャカルタで行われた同大会以来5年ぶりの表彰台となった。相馬あい(26=ミキハウス)は26秒07で4位だった。
 3レーンに入った池江はスタートからしっかり飛び出すと、先行する中国勢に最後まで食らい付き3番手でフィニッシュ。「この種目は意地でも絶対にメダルを獲りたかったので、タイムはよくなかったですけど、今回の目標は最低でも1個(個人種目の)メダルを獲得して帰るって決めていたので、最後に達成できて本当によかったです」と笑顔で振り返った。

 池江は24日の女子400mリレーで2位となり、主要国際大会で白血病から復帰後初メダルとなる銀メダルを獲得した。直前合宿でインフルエンザにかかった影響で体調が万全でない中、個人種目初登場となった27日の100mバタフライは58秒98で5位、前日の50m自由形は25秒68の全体10位で予選敗退。個人種目ラストとなったこの日の50mバタフライ予選は26秒22の全体3位で決勝に進出していた。

 前回18年ジャカルタ大会では、当時18歳の高校3年生ながら個人4種目、リレー2種目で大会新記録を樹立し6冠達成。合計8個のメダルを獲得し大会MVPにも選出された。その快挙からわずか半年後、白血病と診断された。

 それでも不屈の精神力で驚異的な回復を見せ、21年東京五輪ではリレーメンバーとして日本代表入り。今年4月の日本選手権では個人種目4冠、5月の欧州グランプリでもバタフライで5年ぶりの海外レース表彰台に上がり「自分にとって凄く価値がある」と復活を印象付けていた。

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