熱海富士が横綱土俵入りで露払いの大役「緊張」も「やらせていただいて光栄でうれしい」

2023年10月02日 16:41

相撲

熱海富士が横綱土俵入りで露払いの大役「緊張」も「やらせていただいて光栄でうれしい」
横綱・照ノ富士の土俵入りで露払いを務める熱海富士(左)=撮影・前川 晋作 Photo By スポニチ
 大相撲の明治神宮例祭奉祝全日本力士選士権大会が2日、東京・両国国技館で行われた。
 秋場所で11勝を挙げて優勝決定戦に進出した幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)が、横綱・照ノ富士(31)の土俵入りで露払いを務めた。太刀持ちは、兄弟子で静岡・飛龍高の先輩でもある翠富士(27)が務めた。

 露払いはこれまで兄弟子の宝富士や錦富士が務めていたが、横綱からの指名で熱海富士が大役を拝命。9月30日の隠岐の海引退相撲でお披露目され、この日は明治神宮と国技館の本土俵で2回土俵入りを務めた。

 十両時代に「ミスしそうで怖いので荷が重い」と話していたことがついに現実に。慣れない所作に「いまだに緊張する」と苦笑いしながらも「普通できないことなので、やらせていただいているのは光栄なことでうれしい」と喜びを表した。

 宝富士と錦富士よりも番付上位になることが予想される九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)でも露払いを務める可能性は高い。「本場所でやる前に慣れておかないと」と笑い、花相撲で経験を積むことを見据えた。

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