西村優菜は米ツアー初優勝ならず「体もうまく動かなかった」悔しさと収穫の自己最高3位

2023年10月02日 11:51

ゴルフ

西村優菜は米ツアー初優勝ならず「体もうまく動かなかった」悔しさと収穫の自己最高3位
西村優菜は通算15アンダーの3位(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー アーカンソー選手権最終日 ( 2023年10月1日    米アーカンソー州ピナクルCC=6438ヤード、パー71 )】 2打差の2位から出た西村優菜(23=スターツ)は3バーディー、ボギーなしの68で回り、通算15アンダーの3位だった。米ツアー初優勝には4打届かなかったものの、自己ベストの成績で大会を終えた。ユ・ヘラン(22=韓国)が初日からの首位を守って完全優勝でツアー初勝利を飾った。
 日本ツアーで6勝を重ねている西村でも、米ツアーで初めての優勝争いは緊張感があったという。最終組で2打差を追ったが、バックナインで引き離されて初優勝には届かず。中継局WOWOWのインタビューに「体もうまく動かなかったですし、そういった面では凄く悔しい」と明かしつつ、「本当に(ユ・)ヘランが凄く良いプレーをしていた。一緒に回って良い勉強になった」と振り返った。

 前日26パットだったグリーン上で、この日は32パットと苦戦した。出だし1番で1・5メートルのバーディーパットがカップに蹴られると、続く2、3番でともに4メートルのチャンスを決めきれない。「打ちたいように打てたけれど、それが入ってくれなくて。そこから悩んでしまって、ミスパットが増えたのは反省点」と波に乗れず、前半は全てパー。後半に3バーディーを奪ったものの、トップには届かなかった。

 初優勝こそならなかったが、3位はツアー自己最高成績。ここまでトップ10入りがなかった本格参戦1年目の23歳にとって、シード権獲得に向けても大きな一戦となった。「この緊張感の中でできたというのは、必ず今後にも生きてくると思う。こういうのをたくさん経験して、次に優勝争いしたときに生かせるように、また頑張りたい」と前を向いた。

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