28年ロス五輪追加競技・クリケット 元西武・木村昇吾、野球選手の転向「歓迎したい」

2023年10月17日 04:33

五輪

28年ロス五輪追加競技・クリケット 元西武・木村昇吾、野球選手の転向「歓迎したい」
28年ロサンゼルス五輪での追加種目に決まり、会見後に記念撮影を行うクリケット男子日本代表の木村昇吾(後列左)ら Photo By スポニチ
(“野球の原型”共通点多い/) 128年ぶりに五輪に復活するクリケットの日本協会は、栃木県佐野市にある本部事務所を併設する国際クリケット場で青空会見。「クリケット界の広報部長」を自任する元プロ野球西武で日本代表の木村昇吾(43)は「非常にうれしい。注目度が増すと思う。厳しい目や声も届くと思うが、出場できるようにみんなで頑張りたい」と意欲を示した。
 世界ランキングは男子が50位、女子が51位。出場国数は男女とも6チームの予定。代表副将の桜野玲央(24)が「現実的には可能性は高くない」と冷静に受け止めるように、出場権獲得には厳しい道のりが待ち受ける。そんな中でウルトラCになり得るのが、元プロ野球選手の転向による底上げだ。

 自身も6年前の秋に戦力外通告を受け、転向後数カ月で代表入りした木村は「僕が来たころより、はるかにレベルアップした」と前置きしつつも、「プロ野球から選手が来たら世界を獲れる。それくらい日本人に向いているスポーツ」と断言。投げる、打つ、守ると野球との共通点も多い競技。野球人生の岐路を迎えた後輩たちに、「歓迎したい」と熱いメッセージを送った。

 もちろん木村自身も出場に意欲。48歳で迎える28年へ、「選手として出場を目指すのは当然」と言い切った。

おすすめテーマ

2023年10月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム