28年ロス五輪追加競技・ラクロス 男女ともメダル狙える

2023年10月17日 04:33

五輪

28年ロス五輪追加競技・ラクロス 男女ともメダル狙える
120年ぶりの五輪競技採用となったラクロス Photo By スポニチ
 国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された5競技を一括承認した。野球とソフトボールは、2大会ぶり、クリケットは128年ぶり、ラクロスは120年ぶりの復帰。アメリカンフットボールから接触プレーをなくしたフラッグフットボール、スカッシュは初実施となる。追加の団体競技はいずれも男女各6チームの予定。夏季五輪の上限とする選手1万500人の総枠は超える。
 ラクロス日本代表は男子が今年のW杯で5位、22年ワールドゲームズでは銅メダルを獲得、女子も22年W杯で5位に入り、ともにメダルを狙える位置にいる。W杯メンバーは男子23人中21人、女子18人中11人が大学から競技を開始。現在、素人でも28年のメダリストになれる可能性を秘めており、オンラインで会見した日本協会の安西渉CSO(最高戦略責任者)は「24年4月に大学に入学する人がラクロスを始めれば、28年は22歳か23歳でアスリートとして一番脂がのった時期。始めるにはベストなタイミング」とアピールした。

 また、元サッカー日本代表の中沢佑二さんは米ルイビル大に留学中の2人の娘の影響でラクロスの指導に携わる。代表歴がある娘と五輪のメダルを目指す道が開け「ここからが勝負。世界に勝ちたい」と意気込んだ。

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