日本最終戦に臨むイ・ボミが会見「日曜日まで残って笑顔で終わりたい」 マスターズGCレディース

2023年10月17日 19:06

ゴルフ

日本最終戦に臨むイ・ボミが会見「日曜日まで残って笑顔で終わりたい」 マスターズGCレディース
<マスターズGCレディース火曜練習日>会見を行ったイ・ボミは思い出を語る(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 女子ゴルフの「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は19日から4日間、兵庫・マスターズゴルフ倶楽部で開催される。
 今大会で日本ツアーを引退する15、16年賞金女王のイ・ボミ(35=延田グループ)は17日の会見で4年ぶりにタッグを組む清水重憲キャディー(49)とともに戦い抜く覚悟を示した。

 イン9ホールを回った後に会見したイ・ボミは「まだ今週で終わると感じていない。最後なので体は絶好調と思っていくしかないと思う」と力を込めた。

 11年から日本ツアーに参戦し、通算21勝を挙げてきた。一番の思い出を聞かれると「たくさんありすぎて。1つと言われると、所属のこの大会で凄く緊張して優勝できなかった印象が強い」と話した。

 マスターズGCではトップ10入り6回。15年3位、16年4位、19年2位と何度も優勝に近づいたが、頂点に届いてない。その悔しさがにじんだ。

 最後と決めた今季はここまで7試合に出場したが、1度も予選通過できていない。1Wの平均飛距離は230ヤードに届かず、パーオン率は50%を割り込んでおり、ショットの不調に悩まされてきた。

 しかし、4年ぶりにタッグを組む清水重憲キャディーのアドバイスで光明が見えた。16日の練習中「方向を考えすぎて振れていない。振って球が上がるようにイメージした方が良い」と助言をもらい、振り切ることに集中したところ「ドライバーの球が上がるようになった」という。

 清水キャディーは男女ツアーで40勝を積み上げた優勝請負人。イ・ボミとのコンビでは13年日本女子プロ選手権を皮切りに17勝を挙げ、15、16年の2年連続賞金女王を支えた。

 イ・ボミは「“ショートゲームをうまくなった方が良い”と言われて練習したらリカバリーが良くなりショットもうまくなった。マネジメントも教えてもらった。成長できたのは清水さんの存在が大きい」と感謝した。

 最後のアドバイスも結果につなげるつもりだ。「日曜日まで残って笑顔で終わりたい」と4日間戦い抜くことを誓った。

おすすめテーマ

2023年10月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム