遼が4位に入りメキシコでの米ツアー次戦出場権獲得「うまくなって米でプレーするのは思い描いていること」

2023年10月22日 17:06

ゴルフ

遼が4位に入りメキシコでの米ツアー次戦出場権獲得「うまくなって米でプレーするのは思い描いていること」
<ZOZOチャンピオンシップ・最終日>18番、バーディーパットを決めガッツポーズの石川遼(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー  ZOZOチャンピオンシップ最終日 ( 2023年10月22日    千葉県 習志野CC 7079ヤード、パー70 )】 日本で開催される唯一の米ツアー競技で、石川がギャラリーを沸かせた。
 8位で出た石川遼(32=CASIO)は67で回り、通算7アンダーで日本人トップの4位でフィニッシュした。

 メジャー2冠のコリン・モリカワが63の猛チャージを見せ、通算14アンダーで逆転優勝した。

 主な日本勢では平田憲聖と久常涼がともに66で回り、通算6アンダーで6位に入った。注目の松山英樹は72と伸ばせず通算5オーバーの51位に終わった。

 石川の最終日は浮き沈みの激しいゴルフだった。5番パー3で1・5メートルのバーディーパットを決め6番パー5では2オンに成功し楽々とバーディーを奪った。これで勢いに乗ったかと思われたが、9番でティーショットを左に曲げボギー。10番でバーディーを決めた直後の11番でもボギーを叩くと12番ではダブルボギーで一気にスコアを崩した。それでも14番から3連続バーディー。そして最終18番パー5でも3打目を3メートルに乗せてバーディーで締めくくりギャラリーの歓声を浴びた。

 「ショットは良かったんですけど、もったいないミスがあった。でも日本で開催される米ツアーということで安心感もあり、後押しを受けた感じでした」

 今大会は来季の米ツアー出場権などを争うフォールシリーズの第4戦として開催された。10位以内の選手には同シリーズの次戦・ワールドワイドテクノロジー選手権(11月2日開幕、メキシコ)の出場権も与えられた。27日が出場の可否を米ツアーに伝える締め切りとなるが「自分としては出場したいと思っています」と明かした。

 同シリーズは残り3試合。次戦でもベスト10に入ればその翌週の試合にも出られる。「自分がうまくなって米ツアーでプレーするというのは思い描いているところ。ただ、まずは自分がうまくなることが最優先。次メキシコに行って結果が良いも悪いも自分次第。先のことはあまり考えていないですね」と話していた。

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