幕下2枚目の輝鵬が休場 今月初旬にリスフラン関節靱帯再建手術…長期離脱の可能性も

2023年11月11日 18:11

相撲

幕下2枚目の輝鵬が休場 今月初旬にリスフラン関節靱帯再建手術…長期離脱の可能性も
輝鵬 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は11日、東幕下2枚目の輝鵬(24=宮城野部屋)が九州場所(12日初日、福岡国際センター)を初日から休場すると発表した。
 輝鵬は4月の稽古中に左足甲のリスフラン関節靱帯断裂と中足骨骨折のケガを負った。夏場所は驚異的な回復力と気迫で強行出場し、勝ち越して新十両昇進を決めた。しかし、翌名古屋場所で再び同じ箇所を痛めて途中休場。身長1メートル67、体重115キロの小兵の体にかかる負担は大きく、秋場所では両足の太腿を肉離れするなどさらにケガが重なった。

 今月初旬、「ずっと断裂した状態で出ていた」というリスフラン関節靱帯の再建手術に踏み切った。来場所は入門時の番付(幕下15枚目格付け出し)よりも下げることが確定的。さらに長期離脱になれば三段目転落も余儀なくされるが「すぐ戻れるんじゃないですか」と前向きに、まずは完治を優先する。小兵ながら並外れた身体能力を持つ“超人”の、完全復活が待ち遠しい。

 また、関取経験者では東幕下46枚目の藤青雲(25=藤島部屋)と東三段目22枚目の炎鵬(29=宮城野部屋)が3場所連続、東三段目15枚目の栃丸(31=春日野部屋)が2場所連続で初日から休場となった。

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