宇野昌磨SP首位発進 今季世界最高得点105.25点 「自分のやりたいことができた」

2023年11月11日 05:15

フィギュアスケート

宇野昌磨SP首位発進 今季世界最高得点105.25点 「自分のやりたいことができた」
情感たっぷりに舞う宇野昌磨(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケートGPシリーズ第4戦中国杯第1日 ( 2023年11月10日    中国・重慶 )】 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦中国杯第1日は10日、中国・重慶で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が105.25点で首位発進した。
 今季初戦の宇野が、いきなり100点超えの好演技を見せた。幻想的なサウンドに合わせ、大技4回転フリップやトーループの4回転―3回転を成功。スピンも最高のレベル4でそろえ、今季世界最高得点をマークした。うれしかったのはジャンプのノーミスでなく「感情を入れて表現したい」と自らに課した目標をクリアできたこと。「自分のやりたいことができた」と満足感を漂わせた。

 世界王者は今大会も「そんなに緊張しなかった」と言う。「大会でどういう成績を出す、というところに執着しない」と自然体の準備、演技を貫くことが変わらない部分だ。今オフは表現力にも磨きをかけ、進化し続ける25歳。新たなシーズンが幕を開けた。

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