宇野昌磨が合計279・98点で準優勝…フリー後には渋い表情も 友野一希4位、山本草太6位 GP中国杯

2023年11月11日 21:31

フィギュアスケート

宇野昌磨が合計279・98点で準優勝…フリー後には渋い表情も 友野一希4位、山本草太6位 GP中国杯
<フィギュアスケート中国杯・男子フリー>2位という結果に厳しい表情の宇野昌磨(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケートGPシリーズ第4戦中国杯最終日 ( 2023年11月11日    中国・重慶 )】 男子では、世界選手権2連覇中で今季初戦の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー2位の174・73点、合計279・98点で準優勝を飾った。冒頭の4回転ループで転倒。続く4回転フリップも2回転になったが、その後は4回転―3回転の連続トーループなどを決めて演技をまとめた。
 演技直後は渋い表情も見せた宇野。今季初戦を終えて「ジャンプでミスは出てしまいましたけど、ジャンプ以外のところを頑張ろうという意志が見えた試合だったのかなと思う。長年ジャンプだけを集中していたからこそ、なかなか表現といったところに成長が見られていなかったので、凄い良い滑り出しだったんじゃないかなと思いますし。この試合を通して良い演技だったかなと思います」と収穫を強調した。

 今後は注力してきた表現面に、競技会で欠かせないジャンプを融合させていく。「SP、フリー両方とも凄く好きなプログラムになっている。良いものがつくれるんじゃないかなと期待できるプログラムになっている。あとはジャンプの試合での感じとか、表現での試合での感じを今大会で知ることができた。どんな練習が必要かだんだん明確になってきた。1シーズン通して良いものができるんじゃないかなと思います」と期待感を口にした。

 SP6位の友野一希(上野芝ク)はフリー171・45点、合計251・95点で4位フィニッシュ。SP8位の山本草太(中京大)はフリー170・10点、合計245・58点で6位まで順位を上げた。

 SP2位のアダム・シャオイムファ(フランス)がフリー自己ベストの207・17点、合計298・38点で第3戦フランス大会に続いて優勝を果たした。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年11月11日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム