西十両14枚目・東龍が休場 前日の取組で左膝負傷か…36歳の幕内経験者が幕下転落危機

2023年11月13日 10:16

相撲

西十両14枚目・東龍が休場 前日の取組で左膝負傷か…36歳の幕内経験者が幕下転落危機
東龍(23年3月撮影)
 【大相撲九州場所2日目 ( 2023年11月13日    福岡国際センター )】 日本相撲協会は13日、西十両14枚目の東龍(36=玉ノ井部屋)が2日目から休場すると発表した。
 初日、幕下・白鷹山(28=高田川部屋)に押し出されて着地した土俵下で左膝を気にするそぶり。呼出の肩を借りて土俵を降り、支度部屋から引き上げる帰路でも足を引きずっていてかなり痛そうな様子が見られた。

 9年前に右膝脱臼、前十字靱帯損傷などの大ケガを負って両膝の故障を抱えている36歳。今場所は十両残留に後がない西14枚目のため、このまま再出場せず負け越しが決まれば8年間守ってきた関取の座を明け渡すこととなる。

 東龍のケガによる休場は、14年秋場所以来自身3度目。この日対戦予定だった紫雷(31=木瀬部屋)は不戦勝となる。

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