サクラセブンズの“新幹線娘”原わか花、パリ五輪予選へ「真っすぐ、トライに向かって走りたい」

2023年11月17日 22:54

ラグビー

サクラセブンズの“新幹線娘”原わか花、パリ五輪予選へ「真っすぐ、トライに向かって走りたい」
実戦形式でボールキャリーする原 Photo By スポニチ
 来夏のパリ五輪切符を懸けた男女7人制ラグビーのアジア予選は、きょう18日に大阪・ヨドコウ桜スタジアムで開幕する。3大会連続出場を目指す女子日本代表は17日、東大阪市内で前日練習を行い、最終調整。原わか花(23=東京山九フェニックス)は実戦形式で好調ぶりをアピールした。
 「新幹線娘」の原がグラウンドを駆け抜けることを誓った。全体練習ではパスやラインアウトを入念に確認し、実戦形式では防御ラインをボールキャリーで30メートルを突破するなど軽快な動きを披露。「チームでコミュニケーションを取りながら落ち着いてできた」と好感触を口にした。

 大学2年の時、偶然見ていたテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」にはまり「新幹線が好きになった」。その影響は大きく「自分のプレーに悩んでいた時に新幹線を見て感銘を受けた」という快足ウイングは大好きな新幹線のごとく「真っすぐ、トライに向かって走りたい」と得点を狙う。練習後には「今日は久しぶりに(同アニメを)ネットフリックスで見る」とパワーをもらって決戦に臨む。

 今回の予選は男子が8チーム、女子は7チームが参加し、ともに優勝チームがパリ切符を手にする。東京五輪で12位に沈んだ悔しさを胸に刻んでおり「しっかり切符をつかんで来年のパリで活躍したい」とフランスまでの道のりを見据えた。

 ▽パリ五輪女子7人制ラグビーアジア予選 7チームが参加し、まずは2グループに分かれて1次リーグを戦う。A組は日本、タイ、カザフスタンで、B組は中国、香港、インド、グアム。各組上位2チームが準決勝に進む。優勝チームが五輪切符を獲得し、2位と3位の2チームがパリ五輪最後の1枠を懸けた世界最終予選に回る。

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