幕下・若隆景が2敗目…中に入られて残せず 勝った木竜皇「ここで勝てたのは大きい」

2023年11月17日 15:50

相撲

幕下・若隆景が2敗目…中に入られて残せず 勝った木竜皇「ここで勝てたのは大きい」
<大相撲九州場所・6日目>木竜皇がよりきりで若隆景を下す(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所6日目 ( 2023年11月17日    福岡国際センター )】 元関脇の幕下・若隆景(28=荒汐部屋)が木竜皇(21=立浪部屋)に敗れて1勝2敗で黒星先行となった。
 立ち合い相手の方が低く、右四つに組み合って差し手を返すも右脇に頭を入れられる体勢に。肩越しの左上手をつかむもそこから崩せず、木竜皇に食い下がられて左前ミツも引かれると残せず土俵を割った。

 関脇だった今年春場所で右膝前十字じん帯断裂の大ケガを負い、手術とリハビリを経て今場所復帰。復帰戦で嘉陽に敗れ、2番相撲では持ち味を発揮して栃神山を下したものの再び黒星を喫した。

 幕内優勝経験者を破った木竜皇は「ここで勝てたのは大きい」と充実の表情を見せた。部屋の大関・豊昇龍はかつて若隆景と三役で競い合っていたライバル。「“思い切りいけよ”と声かけてくれました。明生関も天空海関も親方も」と部屋の期待を背負っての快勝だった。

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