ラグビー日本代表ヘッドコーチ就任のエディー・ジョーンズという男…15年以来の再登板、教え子にリーチら

2023年12月13日 20:06

ラグビー

ラグビー日本代表ヘッドコーチ就任のエディー・ジョーンズという男…15年以来の再登板、教え子にリーチら
アドバイザーを務める東京SGの練習で個別指導するエディー・ジョーンズ氏(左) Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は13日、男子15人制の日本代表次期ヘッドコーチ(HC)に15年まで同職を務めたオーストラリア出身のエディー・ジョーンズ氏(63)が来年1月1日に就任すると発表した。南アフリカから歴史的勝利を挙げた15年W杯イングランド大会以来の復帰。27年オーストラリア大会に向け、闘将が再登板する。
 【エディー・ジョーンズという男】

 ☆生まれ 1960年1月30日生まれ、オーストラリア・タスマニア州出身の63歳。

 ☆家族 両親はオーストラリア人の父と、日系米国人2世の母。妻は日本人で、娘が1人。

 ☆競技歴 ポジションはフッカー。ニューサウスウェールズ州のクラブであるランドウィックでプレーし、同州代表にも選出されたが、国代表には届かず。92年に現役を引退した。

 ☆指導者歴 プロコーチとしては95年に東海大で指導したのが初めてで、同年には日本代表のFWコーチも務めた。以後、国代表では01~05年にオーストラリア、12~15年に日本、15~22年にイングランド、23年から再びオーストラリアでヘッドコーチ。指揮官として4度のW杯を経験し、準優勝2回。

 ☆解任劇 各国代表やクラブで好成績を収めてきた一方で、激情家で知られ周囲とのあつれきもいとわないことから、これまで何度も解任劇を経験。05年にオーストラリア代表で、07年に豪レッズで、22年にイングランド代表で、いずれも成績不振を理由に解任された。今秋のW杯フランス大会では母国オーストラリアの代表監督として臨んだが、同国史上初の1次リーグ敗退。大会後に辞任を申し入れ、先月25日付で退任した。

 ☆教え子 現日本代表ではFWのリーチや、プロップ稲垣、フッカー堀江、FB松島らと15年W杯で共闘。FB山中は15年W杯で代表落選も、最終選考段階まで厳しく指導した。

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