4月に下交渉、11月に意欲表明、今月7日に最終面接… エディー復帰までの流れ

2023年12月13日 20:11

ラグビー

4月に下交渉、11月に意欲表明、今月7日に最終面接… エディー復帰までの流れ
次期ヘッドコーチの最有力候補にジョーンズ氏が浮上していることを報じた7月1日付けの本紙最終版 Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は13日、男子15人制日本代表の次期ヘッドコーチ(HC)に、オーストラリア出身のエディー・ジョーンズ氏(63)が就任すると発表した。同日開かれた理事会で、土田雅人会長(61)を委員長とする選考委員会案が承認された。同氏は南アフリカを破るなど歴史的3勝を挙げた15年W杯以来、8年ぶりの復帰で、27年W杯に向けた代表強化を託された。新HCはあす14日、東京都内で就任会見に臨む。
 ▽ジョーンズ新ヘッドコーチ誕生までの流れ
 ☆22年6月 ジョセフ前HCが協会幹部に27年W杯までの続投希望を伝える
 ☆23年3月 東京都内で開かれたW杯半年前会見で、土田会長がジョセフHCの続投が「第一候補」と明言
 ☆4月 土田会長と来日中でオーストラリア代表HCの任にあったジョーンズ氏が接触し、下交渉が持たれた可能性。その後、ジョセフ前HCが今秋のW杯限りでの退任を決断
 ☆6月30日 本紙がジョセフ前HCの退任を報じる
 ☆7月1日 本紙がジョーンズ氏が次期HCの最有力候補に挙がっていることを報じる
 ☆7月5日 ジョセフ前HCが自ら退任を表明。同12日に正式決定
 ☆7月17日 日本協会が次期HC選考業務の一部の外部機関に委託すると発表し、候補の公募を行う
 ☆9月8日 W杯フランス大会が開幕
 ☆9月13日 本紙が東京ベイHCのフラン・ルディケ氏がHC候補に応募したと報じる
 ☆9月24日 豪メディアがW杯開幕直前の8月25日にジョーンズ氏と日本協会関係者がオンラインで面接を実施したと報じる
 ☆10月8日 W杯1次リーグC組を2勝2敗で終えていたオーストラリアの史上初の敗退が決定
 ☆10月17日 ジョーンズ氏が豪帰国後初の会見に臨み、契約の残る27年W杯までの続投を表明するとともに、日本協会との接触を否定
 ☆10月21日 ルディケ氏がHC候補に応募していたことを表明
 ☆10月31日 オーストラリア協会がジョーンズ氏の申し出を了承し、11月25日付けで退任すると発表
 ☆11月6日 ジョーンズ氏が来日。本紙などの取材に応じ、「オファーは来ていないが、指揮したい気持ちがある」などと話す
 ☆11月7日 ジョーンズ氏が共同通信社のインタビューに応じ、「代表HCになる機会があれば興味がある。日本ラグビーの文化もファンも大好きだ」などと意欲を示す
 ☆11月11日 ルディケ氏が当初月内に行われる予定だった最終面接が、12月にずれ込んだことを明かす
 ☆12月7日 日本協会が東京都内でジョーンズ、ルディケ両氏との最終面接を実施
 ☆12月13日 日本協会で選考委員会案が承認され、ジョーンズ氏の就任が決定

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年12月13日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム