【高校ラグビー】佐賀工は“天敵”東福岡に完敗 枝吉監督「一つ一つの精度を比べると…」

2024年01月06日 06:00

ラグビー

【高校ラグビー】佐賀工は“天敵”東福岡に完敗 枝吉監督「一つ一つの精度を比べると…」
<佐賀工・東福岡>後半2、トライを決める佐賀工・内田(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー 準決勝   佐賀工28ー50東福岡 ( 2024年1月5日    花園ラグビー場 )】 「ヒガシ」の壁は高く険しかった。佐賀工は9―43の後半22分から2年生のWTB内田が3連続トライを挙げる猛追を見せるも及ばず。今年度は国体を含めて3連敗中だった“天敵”にまたしても屈し、花園での対決でも5戦全敗となった。
 「なるべくロースコアに持っていくプランでしたが、一つ一つの精度を比べると、やっぱり東福岡さんの方がだいぶ上だった」

 枝吉巨樹監督(48)も完敗を認めた。3戦連続2トライ中だったトライゲッターの内田を後半から投入。疲労もあったが「彼のスピードを最大限発揮するんだったら、後半発進の方がいい」と切り札で起用し、5分間でハットトリックを達成する離れ業を引き出した。ただ、3トライ目の直後に無念の負傷交代。同30分にダメ押しトライを許した。

 主将のCTB大和は「ずっと、東福岡さんを倒すためにラグビーをしてきて、そのおかげで成長できた。最後の舞台で絶対勝とうと決めていたんですけど」と必死で涙をこらえた。悲願成就は今大会9トライの内田ら2年生に託した。 (山添 晴治)

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