【伊勢ケ浜一門連合稽古】新十両・尊富士が早くも幕内級の実力発揮「元気よく魅力ある相撲を」

2024年01月06日 15:16

相撲

【伊勢ケ浜一門連合稽古】新十両・尊富士が早くも幕内級の実力発揮「元気よく魅力ある相撲を」
錦富士(左)と申し合い稽古を行う尊富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた伊勢ケ浜一門の連合稽古が6日、東京都墨田区の宮城野部屋で行われ、新十両・尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が計22番の申し合い稽古を行った。
 関取の象徴である白まわしを着用。幕下時代から部屋で関取衆の申し合いに交じって互角に渡り合う実力を見せていたが、名実ともに関取となって風格を漂わせた。

 この日はまず幕下以下の申し合いに参加。元十両の魁勝(28=浅香山部屋)や日大相撲部同期の大谷(24=宮城野部屋)ら他の部屋の力士たちと13番連続で取って力の違いを見せた。

 その後、関取衆の申し合いに参加。2場所連続敢闘賞を受賞した西前頭筆頭の熱海富士(21)を相手に4勝1敗と勝ち越すなど、既に幕内上位でも通用するような前に出る馬力と立ち合いの強さを発揮した。いきなりの大勝ちも期待される新十両場所まで約1週間。「元気よく一番一番魅力ある相撲を取っていきたい。やるだけです」と気を引き締めた。

 一昨年の秋場所で初土俵を踏んだ尊富士にとって一門の連合稽古に参加するのは初めて。宮城野親方(元横綱・白鵬)から指導を受ける場面もあり「緊張感がありましたね」と普段と違う稽古場の雰囲気を味わった。

 一門内で関取が在籍する部屋は伊勢ケ浜部屋と宮城野部屋のみ。この日、幕内・北青鵬(22)が欠席で十両・天照鵬(21)は三段目力士らと取ったため、関取衆の申し合いは伊勢ケ浜部屋のみの稽古だった。

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