【稽古総見】照ノ富士が2大関1関脇と充実の12番「できる限りやって臨みたい」初場所出場を明言

2024年01月09日 14:36

相撲

【稽古総見】照ノ富士が2大関1関脇と充実の12番「できる限りやって臨みたい」初場所出場を明言
横綱審議委員会の稽古総見に臨む照ノ富士 (代表撮影) Photo By 代表撮影
 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会による稽古総見が9日、両国国技館内の相撲教習所で行われ、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が12番の申し合い稽古を行った。
 最初に大関・貴景勝(27=常盤山部屋)を指名して7番。下から押し上げられて一気に押し出される場面もあったが、まわしを取れば強さを発揮。立ち合いで素速く左の前ミツを引いて一気に寄り切るなど大関を圧倒する強さを見せた。

 続いて大関・霧島(27=陸奥部屋)と2番。右四つで左上手が取れない状態から巻き替えて左四つ右上手で寄り切るうまさと力強さも目立った。その後はもう一度貴景勝を指名して1番取り、最後は関脇・大栄翔(30=追手風部屋)と2番。計12番連続で取って9勝3敗と好調ぶりを示し「大丈夫だと思う」と手応えを得た。

 稽古場で大関と肌を合わせるのは、一昨年10月の両膝手術以降初めて。充実の稽古で動きを確かめた。腰痛などで名古屋場所の途中から3場所連続休場中。進退がかかる初場所まで5日と迫る中「悪い流れではないと思う。できる限りのことをやって臨みたい」と話し、出場については「そのつもりでいます」と力強く明言した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年01月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム