【初場所新弟子検査】「野球&牛久市出身」師匠と同じ道歩む渋谷 二所ノ関部屋から2人が受検

2024年01月09日 21:00

相撲

【初場所新弟子検査】「野球&牛久市出身」師匠と同じ道歩む渋谷 二所ノ関部屋から2人が受検
初場所デビューを目指す二所ノ関部屋の渋谷(左)と加藤                              Photo By スポニチ
 大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が9日、国技館内の相撲診療所で行われ、二所ノ関部屋からはともに18歳の渋谷一興と加藤天意が受検した。
 1メートル84、113キロの渋谷は「きょう受検した人がライバルになる。負けないように頑張りたい」と初々しく抱負を述べた。茨城・常総学院高野球部出身。中学1年時に右ひじを痛め、卒業後も強豪校に進んだが選手としては伸びしろがないことを痛感。「何かやれるスポーツはないかと思ったときに、相撲が自分の中でぱっと出てきた」という。出身地の牛久市に隣接する阿見町に二所ノ関部屋が創設され、ニュースなどで師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)や部屋の話題を目にすることが多かった。「自分もあの人のそばで、相撲ができたらと思った」と入門のいきさつを語った。バックボーンが野球で牛久市出身は師匠と同じ。「師匠と共通項も多いので親方のような力士になれるよう頑張りたい」と目を輝かせた。

 秋田県大仙市出身の加藤は「小学、中学と柔道をやっていたが、テレビで相撲観戦して憧れた」とプロ入りの経緯を明かす。こちらも1メートル82、112キロと恵まれた体格。デビューに向けて二所ノ関部屋で稽古に励んでいる。「基礎がきついです」と苦笑いを浮かべるも「少しでも上に行って、地元の方に成長した姿を見せたい」と意欲満々だった。

おすすめテーマ

2024年01月09日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム