白鵬杯が2月12日に開催決定 富栄ドラムもやって来る!被災地・能登半島からは2チーム招待

2024年01月18日 13:00

相撲

白鵬杯が2月12日に開催決定 富栄ドラムもやって来る!被災地・能登半島からは2チーム招待
第14回白鵬杯を開催すると発表した宮城野親方(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲初場所5日目を迎えた18日、宮城野親方(元横綱・白鵬)が東京・両国国技館内の相撲博物館で行われた「親方トークイベント」に出演した。
 トークショーの中で、第14回を迎える少年相撲大会「白鵬杯」を2月12日に開催すると発表した。昨年はモンゴルやウクライナなど7つの国や地域から海外チームも招待し、総勢920人の子供たちが参加して盛大に行われた。今年はさらに規模を拡大し、世界10カ国以上から約1100人が参加する予定。昨年新設された「幼児の部」と、宮城野親方が自らまわしを巻いて胸を出す「相撲教室」も引き続き開催する。

 今回は、今月1日の能登半島地震で被災した地域からも2チームを招待。避難所生活を余儀なくされている子供たちに関しては大会側が全面サポートするという。

 さらに特別ゲストとして、伊勢ケ浜部屋の元幕下力士で現在タレントとしても活躍している富栄(芸名=富栄ドラム)が来場することも発表された。最高位が東幕下6枚目の元富栄は、21年春場所限りで引退。現在はタレントとして活動しており、昨年TBS系で放送されたドラマ「VIVANT」に出演して大きな注目を集めた。今大会では能登半島地震の復興支援として募金活動も実施予定で、富栄ドラムも募金箱を持って支援に協力する。

 白鵬杯は、2010年12月に第1回大会が大阪・堺大浜公園相撲場で開催され、今大会で14回(21年の中止1回を含む)を迎える。角界入門者が年々減少している昨今、この大会が相撲人口を少しでも増やすために担っている役割は大きい。

 関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)や幕内・阿武咲(27=阿武松部屋)、熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)らはこの大会に出場した経験を持つ。今場所新入幕の大の里(23=二所ノ関部屋)や宮城野親方の弟子の十両・天照鵬(21)、幕下・伯桜鵬(20)、輝鵬(24)らは中学生の部の個人優勝経験者でもある。未来の関取たちが多数出場する今年2月12日の第14回大会にも、今から注目しておきたい。

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